L-FABPとは?

測定原理

POC測定原理

本品は、免疫イムノクロマト技術によるL-FABPの測定用試薬であり、本品に検体を添加して15分で尿中のL-FABP濃度を目視で測定する試薬です。検体をテストカセットの検体滴下口に添加すると、検体中のL-FABPは金コロイド感作抗ヒトL-FABPマウスモノクローナル抗体(クローンL産生細胞株)と反応し、免疫複合体を形成します。免疫複合体は毛細管現象によりメンブレン上を移動し、テストライン上に固定されている抗ヒトL-FABPマウスモノクローナル抗体(クローン2産生細胞株)と反応し、赤紫色のラインを形成します。

本品は、テストラインの色調とリファレンスカードの色調を目視で比較して判定し、L-FABP濃度を求めることができます。また、金コロイド感作抗ヒトL-FABPマウスモノクローナル抗体(クローンL産生細胞株)は更にメンブレン上を移動し、コントロールラインの位置に固相化された抗マウスIgGポリクローナル抗体と結合し、赤紫色のコントロールラインを形成します。このラインはテストが正しく行なわれたことを確認する指標となります。

測定結果の判定法

コントロールラインに赤紫色のラインが認められた場合、テストラインの色調により、3段階濃度で判定してください。

ELISA法

レナプロ® L-FABPテストは酵素免疫測定法(ELISA法)に基づくヒト尿中L型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)定量用キットです。

標準L-FABPまたは尿検体を前処理液で処理後、反応緩衝液を分注した抗L-FABP抗体固相化プレートに添加し反応させます。この時、反応液中のL-FABPは固相化抗体に結合します。

プレートを洗浄し、2次抗体として酵素標識抗体を添加し反応させることにより、L-FABPの量に応じた固相抗体一抗原一酵素標識抗体から成るサンドイッチ結合物を形成します。

反応後、洗浄し酵素基質液を加えて酵素反応を行うと、L-FABP抗原量に応じた発色が認められます。この吸光度をマイクロプレート用吸光光度計を用いて測定し、得られた吸光度をもとに検量線を作成し、L-FABP濃度を求めます。

測定結果の判定法

検体の吸光度をもとに検量線から得られた検体中のL-FABP濃度(ng/mL)を尿中クレアチニン値で補正して判定に用いてください。なお、基準値は8.4μg/gCr以下です。

参考文献

  • [1] Lucchese, B. et al., Diabetes: A new urinary marker predicts progression to albuminuria and risk of death in patients with type 1 diabetes mellitus. Nat Rev Nephrol. 6(8): 445, 2010. PubMed
  • [2] Kamijo-Ikemori, A. et al., Clinical significance of urinary liver-type fatty acid-binding protein in diabetic nephropathy of type 2 diabetic patients. Diabetes Care. 34(3): 691-696, 2011. PubMed
  • [3] Doi, K. et al., Evaluation of new acute kidney injury biomarkers in a mixed intensive care unit. Crit Care Med. 39(11): 2464-2469, 2011. PubMed

動物用L-FABP測定キット

尿中L-FABP をサンドイッチ法で比色定量するELISAキットです。対象動物:ラット、イヌ、ネコ、サル、ブタ。
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